
子供の頃から、親には「お金の貸し借りはしてはいけない」という風に育てられ、
お祝いを頂いたら相手の方が届いたかどうか心配するし、お礼のあいさつや連絡はしっかりするように言われた。
きっと、多くの家庭がこのようなしつけはされていると思う。
友達の話。友達が新築を建てる事になり、お願いする工務店を探していた。
旦那さんの知り合いが新築を建て、見学に行くとその家を気にいったようで始めはその工務店で前向きに検討していた。
私はその友達と仲が良かったので、進捗情報なども聞いていて、結婚もまだしていない私にとっては、別世界の話。
しかし、友達の話は私には経験のない話だったので、私も友達の話を聞くのが楽しかった。
友達が決めていた工務店は、「旦那さんの知り合いからの紹介」ということで旦那さんの知り合いに紹介料が20万円払われ、
その知り合いの方は旦那さんと折半で10万ずつそれぞれもらう予定にしていたそう。
話を聞いていた私も、それが一番お互いモヤモヤが残らず、よい方法であり賛成だった。
しかし、知り合いからの紹介とあってか、紹介された工務店の扱いはあまりよくなく、
友達夫婦は他の建築会社を検討する事も考え、結果、家の作りや社員の対応を含め、他の工務店に変更した。

お金がらみで事件が起きそうな予感だ
せっかく大金をはたいて家を建てるのですから、最初から対応が悪いと不安になるのは当たり前。
旦那さんの知り合いも了承し、他の工務店へと変わった。
ここまではよかったが、次の工務店でもトラブルが発生した。その工務店も友達の知り合いが建てたそう。
しかしあまり仲良く無かったため、その知り合いに連絡入れず、契約は紹介と言う形ではなく、
あくまで自分たちで探して契約をしたが、その工務店の営業の方との話の中で、
友達の知り合いも同じ工務店で建てたというのを話したそう。
すると、営業の方が紹介という形だと少しお安くできると話して、その知り合いと連絡を取った。しかし結果として、
割引できる上限を超えるため、紹介割引はできず、その場は終わった。
しかし数日後、その知り合いから、「ご紹介頂き、ありがとうございます」と営業の人が来たと連絡があったそう。
実際に紹介したわけではなく、友達が名前を出しただけで、事務的なのだろうと流していたそう。
友達の新居ができ、友達もようやく落ち着いてきた頃、工務店の営業の方から「ご紹介者様には、お礼を差し上げました。
○○様も今後、ご紹介いただければお礼の品を差し上げます」と言われたそう。
そして、ご紹介のお礼として、「20万円の謝礼を差し上げます」というパンフレットを見せられた。
友達にこの話を聞いた時、「友達の知り合いもこの20万をもらったのでは?」と思い、
友達に聞いてみると何も聞いておらず、知り合いからも何の連絡もないとの事。
友達曰く、「もし20万円のお礼をもらっているのであれば、連絡してくるよ。
本当に紹介したわけではなく、私が名前を出しただけだから、貰えてないと思うよ」と。
しかし、私はモヤモヤ。もし、友達の知り合いが20万を受け取っているのに、連絡してこないなんてあり得ない!!
友達がいいように使われたと腹が立ってきた。
友達は、少しぽわ~っしているので、あり得る話だからです。
友達にその知り合いは本当に20万をもらっていないかメールで聞いてみるように促した。
すると、その知り合いからの返事は「半年前に受け取ってるよ~」でした。
その場にいたが、友達以上に腹が立ち、携帯を取り上げ、私がメールをした。どんなメールをしたか、
腹が立ってあまり覚えていないのですが、「もらった時に連絡してほしかったな~」と聞いたと思う。
すると、「自分達のおかげで紹介割引できたんでしょ?」くらいの勢いで、お金に対する考えが違う事がわかった。
確かに実際ならば、友達も紹介割引で安くなるはずだったかもしれないけど、結果できなく、
また友達には他にも紹介者としてその工務店で建てた知り合いはいた。
いくらお互い様とは言え、友達が自分の名前を出さなければもらえなかったお金なのだから、お礼もしくは連絡してもおかしくないと思う。
また新築祝いも渡さず、驚いた。私なら、何の手間もしていないから、ないも等しいお金。全額友達に渡しても損はない。
友達は、私が脱毛するときに紹介者になってもらった時、通っているサロンから1万円の紹介料をもらった。
友達は、1万円もらった事をきちんと私に話して、お金はいらないと渡してきた。
なので、そのお金でディナーを食べに行って、お金の価値観が合う人だと思う。
そんな友達がなんか馬鹿にされたような感じになった。
みなさんは、お金が発生したり、頂いたり、お金が動く事があった時、連絡はしないものでしょうか?
私がお金に対して厳しいのかもしれないが、友達の知り合いのようなお金の価値観を持つような人や連絡やお礼ができない人とは付き合えない。
友達以上に怒りを覚えた出来事だった。
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