リボ払いしすぎたら400万の借金。ある日姪に督促状取られ緊急家族会議に!!
- 2016/11/7
- 家族・親戚
- 18 comments

私は借金と付き合い始めてかれこれ10年になる。当初の借金は10万円程度というもので、
それほど苦になるような額ではありません。しかし、そこからどんどん膨れ上がっていく。
原因はカードのリボ払い。はじめはリボ払いへの変更方法も知らず、一括購入のみだったが、
ある時、あまりにも使いすぎてこれは支払が無理だという状況になったときに、
友人からリボ払いについて教えてもらった。
そこからは、ネットなどでのショッピングを毎日のようにし、どんどんリボ払いに変更していた。
実際はとてつもない額を使っているのに、毎月の支払いが数千円のため、完全に金銭感覚がマヒしてしていた。
気づけばリボ払いとはいえカードの限度額に到達してしまい、400万円近くの債務残高が残っている状況。
リボ払いの恐ろしいところは残高が多すぎるとほとんどが利息になるので、
例え1万円を支払っても実際は元本1000円分ほどしか減っていないというところ。
さらに、自分をダメにしたのがお金を使うという習慣がついてしまっていた。
繰り上げ返済もできるので、ボーナスが出たら大きく返済しようと毎回考えるが、
実際にボーナスが出るとその分をまた浪費してしまうという悪循環に陥っていた。
ついにはカードも限度額いっぱいで使えず、貯金もなく、カードローンを作ってしまった。
当時は総量規制というものがなかったので意外に簡単に作れたことを思い出す。
さらに、借金は膨らみさすがにカードローンも定額とはいえ、
いつの間にか給料の7~8割が返済に消えていくという状態になっていた。
さすがにここにきてことの重大さに気付きましたが借金の額が膨れ上がってしまい、どうしようもなくなっていた。
給料日が来ても数日後にはほとんどなくなってしまう状況に。
そこで、やってはいけないことに返済のための新たな借金をしてしまうという状況になってしまい、
さらに利息分をふくめて最高で800万円くらいまでに増えていった。
このころには給料日直前になると財産が数百円ということもあった。
精神的にもまいってしまい、本当に落ち込む、苦しい日々を過ごしていた。
そういう精神状態が口には出さなくとも周りにも伝わっていたのでしょうか、
両親が「何か悩み事でもあるのか」と心配してくれるようになった。
しかし、さすがに親に話せるような内容でもないし、額が額なので払ってくれともお願い出来ない。
親も定年を迎えるから、年金暮らし。ごまかしながら出来るだけ心配をかけまいとしてきた。
思わぬところで督促状を発見
そんなある日、姪っ子が私がかばんに入れていた督促状をいつの間にかひっぱり出してきて、
ついに両親に借金があることがばれてしまった。
来る時が来てしまったというあきらめの思いだった。家族会議を開き、
最終的に両親が利息も払い続けるということは借りた倍以上の金額を払うことになるので、
一括で払いなさいとポンと肩代わりをしてくれることになった。
正直、私の家庭は裕福でもなく普通の家庭で、むしろ共働きの家庭でした。そんな両親が私の将来のためと貯めていたお金。
さすがに、これには申し訳ないという気持ちでいっぱいで今まで自分を恨んでも恨みきれません。
もちろん、両親もあげるというほど甘くはないので、必ず毎月10万円、ボーナスでプラス20万円で返しなさいと約束させられた。
あたりまえだろうね。むしろ、本当に両親に感謝してる。
すぐに、カード会社へ電話し一括払いの申し込みをして、次の日には全額支払うことが出来た。
実は、クレジットカードも5枚ほど持っていたが、度々延滞を繰り返してしまっていたから、
そのうち4枚は強制的に利用停止となっていた。
親の金を借り借金を細々と返済する毎日
そのカード会社では一生カードは作れないし、今後、もし住宅ローンなどを組む時も私の名義では借入が出来ないかもしれません。
でも、それは自業自得なので、今後は現金主義を貫こうと思う。カツカツだった日々だったが、
今では両親に借金を返済しながらでも15万円近くは余裕が出来るようになったから貯金もするようになったし、なにより浪費癖が治った。
精神状態も借金がなくなったということもあったが、誰にも言えなかった苦しみを言うことが出来たということが大きく以前よりもかなり改善したと思う。
お金というものは使い方によっては武器にも凶器にもなると良く言うが、本当にそれを身をもって体験した数年間だった。
お金の怖さを知ったからこそ出来ることとは…
私は借りていた身なのでお金がないことの苦しみは良く分かっているつもりだからもし誰かに今後、
お金を貸してほしいと言われたら、関係性や額にもよりますが、おそらく貸すだろう。でも、借りることは絶対にしない。
今ある範囲内での生活を心がけていくことを自分にも両親にも誓っている。そして、必ず近い将来、1日でも早く両親に全額完済して見せる!!
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。