
知人男性の奥さんは、借金&妄想癖がある人です。
しかも、あろうことに私が知人をたぶらかしてお金を貢がせているなど、私には到底考えられない話を私の子どもが通う学校のママ友や関係者に言いふらしまわっていました。
これからお話しするのは、その奥さんの風評被害がきっかけでとんでもない目にあった話です。
まだ今現在も油断はできない状況なので、少し立場や状況など変えていますが、実話です。
私は現在中学生の子どもをもっていますが、子どもが幼稚園卒園の頃に離婚しました。
ただ、これは夫から言い出した離婚で、それなりの養育費など条件面でしっかり折り合いがついた円満離婚なので、問題はないのです。
私は周りから見たら専業主婦に思われていたようですが、独身の頃からずっと在宅で仕事をしていて、養育費とそれを合わせれば、贅沢はできませんが何とか生活していけます。
私は趣味である同好会に参加しています。
その中で会ったある男性が、家が近所ということでわりとよく話すようになりました。
私が離婚経験者ということもあり、知人男性から離婚についての相談を受けるようになりました。
何年も前から離婚届けを書いて持っていて、言い出してはケンカになって終わるということを繰り返していたようです。
話し合いにならないようなら、調停をするとか、弁護士相談とか、アドバイス程度のことはしましたが、実際どのように離婚話をしているかは知りませんでした。
そもそも趣味の会だって、私はそう頻繁に参加しておらず、数カ月に1度顔を合わせた時に話す程度なので、男性の夫婦関係なんて知りようがなかったのです。
状況が変わったのはそれから半年ぐらいしてからでしょうか。
ある日、知人男性から携帯に電話がかかりました。
なんだろうと思ったら、知人男性の奥さんが、「シングルマザーの私にお金を貢いでる、離婚して私と一緒に暮らす気だろう」と暴言を吐き、私と私の子どもをぶっ○すと朝から騒いでいたので、気を付けてほしいという電話でした。
何で??
そんなことになってるの??
お金を貢いでる?
一緒になる?
訳がわかりませんでしたが、電話の話を簡単にまとめます。
男性には私のママ友の中に知り合いがいて、その人伝いに奥さんの噂について聞いたそうです。
聞いた話では、奥さんが私を貶めるような根拠のない嘘を言いふらしまわっているのだとか。
「あの女はある男性とつきあっていて、いつも自慢話をしている、再婚する」やら、
「あの女はシングルマザーだし、無職で別れた旦那の借金返済もあるから、私の旦那にお金を貢がせている」やら。
趣味の同好会が一緒なので、100歩譲ってつきあいはあるとしても、全くのデタラメです。
私は知人男性に猛抗議しました。
別れた夫にも連絡をとりこのような事態になっていることを説明しました。
結局、知人男性と奥さんは離婚調停をしていました。
離婚手続きの際に、奥さんが多額の借金をしていることが発覚したのです。
奥さんは韓流に夢中になって、ドラマゆかりの地などの旅行やコンサートツアーの追っかけ、DVD、グッズの購入、ファンクラブイベントの集まり、語学スクールのレッスン代などに多くお金を使っていたそうです。
それを責められた奥さんも、知人男性の趣味のことを色々調べたようです。
その結果、帰り道が一緒になった私との姿を発見したらしく、あの女と一緒になるために離婚調停を起こしたに違いないと勝手に決めつけて、あの作り話ができあがったとのことです。
私はまったく気が付かなかったのですが、私の後をつけ回し、家を調べて、そこから子どもの学校など割り出して、知り合いを探し出して・・・。
ストーカー行為を含め、奥さんがやっていたことの全貌が明らかになったとき、身の毛がよだちました。
一番辛かったのは、そういう妄想話を信じて奥さん側についた、ママ友や知人がいたことです。
どちらも、近しい立場で名前で呼び合うぐらいのつきあいでしたが、私が友達と思っているのとは裏腹に、「シングルマザーのくせに生活に困らないのはおかしい」という理由で私を嫌っていたのです。
知人男性がお金を払って、有料の弁護士相談に出向き、こういった事態をどう終息すべきかと相談しに行きました。
しかし結局のところ、このような陰湿なことをしても証拠がない以上はどうすることもできないということです。
ウワサ話に加担した知人には、メールにて私に借金があるとか男性に貢いでもらっているとかそういうウワサがあるけれど、まったくのデタラメだと伝えたところ、返信一つないので、やはり後ろめたいところはあったのでしょう。
何もなければ「何のこと?」と返してくるはずですから。
携帯からアドレスや電話番号を消去して2度とこちらから話しかけることはしませんし、もう会うこともないでしょう。
以前の住まいに住み続けるのはいい気がしないので、引っ越しました。
引っ越し費用は大変な出費でしたが、悪質な借金があるから離婚したと出まかせを言っていた知人と確実に離れたかったので、仕方ありませんでした。
子どもの部活などでどうしてもまだ付き合いが続く知人はいますが、お互いに腹の中はどうであれ表面上は普通に過ごすしかありません。
知人男性と奥さんはその後どうなったか、別の仲間から詳しく聞きました、知人男性は遠くの実家に戻って裁判に向けて準備中、そして奥さんが作った借金も毎月返済もしているそうです。
たとえ奥さんが作った借金でも、夫婦である以上協力の義務がどうのこうの・・・。と、とにかく別居しても婚姻費用としていくらかの金額を渡すしかないそうです。
学校関係者や知り合いに言いふらしてやると張り切ってウワサ話を流したので、いまだに私のことをそういう目で見る人もいると思いますし、一度そういうウワサが流れたら止めようもありません。
ただ、実際に私達親子にそれを口走る人はいません。
それをすれば今度は誰から聞いた、どこで聞いたとこちらから反撃されるからでしょう。
もちろん根も葉もないことを面と向かって言うならば訴えます。
夫婦の借金トラブルに他人の私がなぜか巻き込まれ、風評被害に遭った話です。
この経験から学んだことは、付き合う人というのは選ばなくてはいけないということ。
ママ友なんて表面上は仲良くしているようで、本心はどう思っているかなんてわからない。
平気で嘘のウワサを流して困ればいい、いい気味なんて思うそんなものなのだとよくわかりました。
事が発覚したら逃げて終わりです。
それ以来ママ友というのは作る気にはもうなりません。
挨拶程度はしますが、誰ともランチに行くことも怖くてしません。
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