お金持ちな友達に嫉妬してしまって辛かった話

悩む

自分は36歳の女で兼業主婦歴10年。
それなりに頑張ってもいるんだけど、なかなか低所得の貧乏人ステータスから抜け出すことができない。

だから色んな人の節約方法を聞いたり読んだり、図書館で家計や節約関連の本を読みあさって、できる限り勉強しているつもり。
それでわかったことは、「節約」するにしても、また「貧乏」であるということにも、ずいぶん多彩な状態があるんだなっていうことだ。
だから、山のような情報がある中で、自分や家庭に適合した節約方針を見つけ出していく作業というのは、結構難しい。
一度試してコスパやらを確認していかないといけないし、そういうことにはいちいち時間と労力がかかる。

テンシ

そうだね。節約には労力かかるねえ。

アクマ

普段は、お金で手間を買ってるってことなんだろうな。

それでも、地道に頑張った分は実になることが多い。
自分は子どもがいるから、その教育関連の貯金や将来への準備、現在の時点での習い事に関する心構えなどは、ずいぶん書籍や個人ブログから参考にさせてもらっている。
知らないと知っているとでは大違いというくらい、年間何十万円単位でお金を浮かせる事にも成功した。
これはまさに勉強のたまものじゃないかな。

テンシ

この人も言ってたもんね。
子育てはお金がかかるよ。

一説によれば最近はマスコミ上で貧乏がエンターテイメント化していて、「自分の貧乏度はこんなにすごい!」という競争になってきているらしい。
私は時間がなくて、TVはほとんど見ないから無知なんだけど、そうなんだろう。
だから本当の日本の貧困はなかなか見えてこないし、実際には誰も何も改善できない、っていう専門家の声もよく聞く。

テンシ

そうだよね。
本当に貧乏な人はテレビに出る余裕なんて無いかもしれない。

アクマ

ガチ貧乏な人の暮らしなんて、つまらなくってテレビ映えしないだろうしな。

見えない部分での貧乏こそ、マスコミや報道が本当にスポットを当てなければいけない部分なんだろうけど、そこにはエンターテイメント性が保証されていない。
むしろ終わりのない暗いルポルタージュ(報告)、オチのつけようのないドキュメンタリーにしかならないんだろう。
だから放置され、ネグレクトされて今にいたる。本当の貧乏を自分たちは知らずにいる。

テンシ

段々悲しくなってきたよ…

アクマ

オレは人の不幸が大好きだから、楽しい気分になってきたぜ!

自分の貧乏だって、生きていけないようなレベルの貧乏や生活苦じゃあない。
まだまだ甘っちょろい程度の貧乏であり、自分も節約主婦としては未熟なんだろう。
武道と同じで、一定の修行をこなして黒帯初段を持ったからには、もう後はその段を積み重ねていくだけ。
終わりはないんだろう、この節約道。

アクマ

のぼりはじめたばかりだからな
この果てしなく遠い節約道をよ…!

天使

節約に終わりはないんだね。

まあこんな風に結構ストイックにモットーも持ちつつ実践している節約なんだけども、自分の節約に価値を出そうとする一方で、時々周囲の節約にイラッとくることもある。
時々どころかしょっちゅうか。

例えば、つい先日聞かされた50代自称ベテラン節約主婦の人の話だ。
溜息をつきながら
「冬は、被服代がどうしてもかさんでしまいます。
家計に負担がかかってしょうがないわ。
この状況を知っているくせに、うちの夫はさっぱり奮起しないの…」
と言う。

一瞬、彼女が何のことを話しているのかわからなかった。
詳しく聞けば、夏に比べて冬は暖かい衣類を新調するから、どうしても他の季節にくらべて月ごとの服代がかかってしまう…そこまで余裕のない家計なのに、旦那さんは一向に自分の低収入を気にしていない、とそういう悩みの愚痴だった。

自分は吹き出したい気持ちと、「何を言ってんじゃー!」と喝を入れたい気持ちのジレンマでゆらゆらした。
つまり彼女の家では、毎年冬にコートだのセーターだのを新調しているということなのだ。
何と言うお金持ち、何というブルジョワ習慣。

毎年毎年、冬物を新調する必要ってあるのだろうか。
ない、全くない。
特に節約を主張する家庭においては全くもって、ない。
ただ、子どもが成長盛りで去年のものはサイズアウト!という場合は別だろう。
しかし彼女の家はもう娘が成人して、家を半分出ている状態。
基本的に50代夫婦ふたりの世帯なのに、冬服を毎年新調しているのか…。
ここに来てようやく、自分はイラッときた。

自分は服が買えない。
経済的に買えないのに加え、精神的に買うことが辛くなってきている、という傾向がある。
つまり
「このコート、もう10年目だなあ」
「でも新しいの買うお金で、●週分の食費なんだよなあ」
「あと一年がんばってもらおう」
こうなると、結局新調なんてハナからできないのだ。
買うという行為に罪悪感しかつきまとってこない。

そんなこんなで、自分が着ているのは15年~連続使用のコートやブレザーばっかりだ。
靴下や下着にいたっても、ヘロヘロになった生地に鞭を打つ感じで、毎回のように穴を繕いながら着続けている。
裁縫なんか小学校の家庭科では大嫌いだったけど、たて縫いができるだけでこんなに家計が救われるとは思ってもみなかった。
その、旧姓での名前が書かれたままでの裁縫箱を、もう20年以上使用し続けている。
穴をかがるのに使用している糸は、時々実家に帰省した時に母親が使わないのをもらってきたりしている。

こんな自分だから、その50代自称ベテラン節約主婦の悩みを聞いた時には、どんだけ贅沢してるんだよ~!と突っ込みたくもなったし、それと同時に自分の着ているものの年代っぷりにも惨めになった。

悪魔

立場が違うと、ただの愚痴でも自虐風自慢になるってことだな。

天使

自虐風自慢って?

d34

そのままだよ。
自慢したいんだけど、ただ自慢すると「自慢するな!」って怒られるかもしれなくて怖いから、「自分は(幸せすぎて)困ってます。相談させてください」風に自慢する事だよ。

テンシ

それは…人って複雑だね…
自虐風自慢への対処法って無いの?

アクマ

1つは、相手を満足させる方法。
「えー?!いいなあ!」って大げさに羨ましがってあげれば、大抵相手は満足してやめる。

アクマ

もう1つは相手をかわいそうな人扱いする方法。
相手が相談してきたら、ひたすら「かわいそう!それは大変だねー!」を繰り返す。
相手は「こいつに言っても満足感が得られない」と感じてやめる。

テンシ

わかった!
満足してほしいから、「いいなあ!」って言うよ!

d26

(いやお前はいつも後者だぞ…)

前述したように、世の中には本当の貧困にあえいでいる人たちがいる。
本当の困窮に比べて、自分の状態がいかにゆるいかを知るのは、節約を実践することで大切なことだ。
そんな人たちに比べれば、自分とこの奥さんの比較もいわゆる「目くそ鼻くそ」状態なのだろう。

それでもやっぱり、自分も人間だから他人と比較してしまうことがある。
負の感情を抱いてしまうこともある。
そういう時のモヤモヤを、いかに吐き出せるかが人間性に関わってくるのかもしれない。
自分は今ここで吐き出せたから、明日も元気に、節約しようと思った。
ありがとう。

天使

イライラやモヤモヤを上手に吐き出せる相談者さんでよかった!
こちらこそメールをくれてありがとう!

アクマ

節約が限界だと思ったら、
オレがいつでも契約してやるからな。

テンシ

営業しないで!

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